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私が屋台が嫌いな理由・後編 | おひとりマーチ

私が屋台が嫌いな理由・後編

誰にも聞かれてないけど、私が屋台が嫌いな理由を書きます。
報復が怖いけど、誰かと共有したいので書きます。

わざわざ。前編、後編に分けたけれど、次の⑥で最後でした。

これがめっちゃ腹立つ!

⑥亀掬いの兄ちゃん

地元の祭りにまだ幼かった息子と行ったときのこと。
私も見たことのない、亀掬いがあった。
金魚とか、スーパーボールとかは私が小さい頃からよくあったし、私も息子も何度もやったことがあったけど、亀掬いは聞いたのも見たのも初めてで、大人の私でもテンションが上がりました。

屋台の前には手書きで【1回300円】と。早速挑戦することに。
『1回300円。500円で掬えやんくても1匹はあげるよ』
無愛想に言う屋台の兄ちゃん。年の頃まだ二十歳そこそこか。
そう来たか。1回300円で釣っておいて、500円で亀お持ち帰りというオプションを選ぶことが出来る。
保険と同じシステムだな。月々1000円ポッキリの謳い文句に誘われ話を聞けば、結局、念の為、念の為、プラスいくらでこんな保証まで…と、あれやこれやと追加して、結局8000円に…。
別に詐欺でもなんでもない、選ぶ権利はこちらにあるんだから。
ただ、この手の勧誘?誘惑に人は弱い。
先日も、ヨギボーのリペアサービスが30%オフということで、喜んで依頼したのですが、お店のお姉ちゃんに新しいカバーの購入を強く勧められました。
今ならカバーも30%オフで買える。カバーが伸びていたら、せっかくリペアしても長持ちしない。と。若干不安を煽りつつ。
30%オフとはいえ、ヨギボーのカバーは高い。リペアと同じだけするので、ここはきっぱりと断っておきました。
昔の私なら、ここで断ればケチと思われるのではないか、もう一枚持っていてもよいのではないか、そろそろ買い替えるか、30%オフだし…。と買うことになっていたと思う。

話は亀に戻って、どうする??と息子に聞くと、そりゃ1匹はほしいと思うのが子どもよ。
私も1匹ほしい。
爬虫類は大好き、家で買うことになっても全然ウェルカムなので、まんまと500円コースにしました。
亀プールには、3センチ位の黄緑色の子亀がたくさん。とてもかわいい。
挑戦するのはもちろん息子。
金魚すくいと同じであろうポイを受け取り、狙いを定めいざ入水。
はい。お察しの通り、一瞬にして紙は溶けるように破れました。
一瞬たりとも亀が水面に浮き上がることはない。
ほんとに、『えっ??』と、何が起こったのかわからないくらい一瞬の出来事です。
そして、間髪入れず亀屋の兄ちゃんが、『はい、1匹、選んで』と。
その無愛想な顔と声に、ようやくその正体に気づく私。
『コイツ・・・』
そういうことか。コイツ…ムカつくわ。
そう思っている私に更にこう畳み掛けたのです。

『袋100円。どうする?』

金取るんかい!!

亀持って帰る袋、いる?100円やけど。と聞いてきたのだ。
クッソムカつく!!
ほんまムカつく、このクソガキ。

思い出しただけでムカつくんやけど、亀屋に立ち止まって、ほんとに1分足らず。
ほんとに流れるような…完全にコイツに1分かからず流されたわけで、え??とは思ったけど、腹が立ったり、怒ったり、文句を言ったりする間も与えない早業。
きっとこの一連の流れを何度も何度も繰り返してるのだろう。大切なのは相手に考える隙を与えないこと。腹を立てる隙を与えず、いかに素早く喜びと感謝へと勘違いをさすか。
それを、きっと何度も何度も練習してるのだ。
息子の手前、怒ったり、あからさまにがっかりして楽しい祭りの思い出を壊したくもない。
結局、亀を一匹選ばせてもらえる喜びに騙されて、袋代100円を追加で払って帰ったのだ。


え?
あんた、こんだけ屋台の悪口言っといて、なんで亀掬いやったん??
と、思われたかも知れませんが、これが私が屋台が嫌いになった第一号の体験なのです。

私が子どものころもこういうのはあったのかも知れませんが、子供だからすっかり誤魔化されて、騙されて、何も気づかず楽しい思い出として記憶に残っていたのかも知れません。
しかし、ここまでひどかっただろうか?
金魚すくいもたくさんしたけど、たくさん掬った。上手だねと褒められたことだったある。
金魚すくいで掬った金魚がフナ位大きく育ってる家もあったし、お母さんが困るくらいたくさん掬った記憶だってある。しっかり楽しませていただいたのだ。
私も成長し、すっかり屋台で遊ぶこともなくなっていたけれど、子どもができて十数年ぶりにまた屋台で遊ぶとこんな事になっていたのだ。
それから徐々にジョジョに、ちょっとづつ残念な記憶が増え、すっかり嫌いになってしまいました。

とはいえ、ぜ〜んぶ嫌いってことじゃない。
地元の青年団や、近所の婦人会や地元企業が開催している屋台は良心的で、しっかり子供たちを楽しませてくれるし、美味しい屋台もある。

先日行った祭りで、次男と食べたギャルが切り盛りする屋台のチーズハットグ。
アメリカンドッグみたいな形の、簡単に言えば串に刺さったチーズのフライ。
たぶん、巷のヤングの間ではインスタ映えとかで、きっと前から人気の食べ物なんやろうけど、おばさんはその日初対面。
サイズもアメリカンドッグくらい大きくて、揚げたてのアツアツで、ひょっとして、ひょっとして??
のびる〜〜〜♪
ティックトックみたいにのびる〜♪(ティックトックが伸びるかどうかは知らんけど)
ケチャップ&マスタードもセルフでかけ放題。
お味もそりゃ想像通りのとろけるチーズ。間違いようがない。
めちゃくちゃ美味しいし、アツアツやし伸びるし、大きいしかけ放題やし、お姉ちゃん感じええし、600円やし納得のご満悦でした。

と、まぁ。
2回にわたり、口汚く愚痴りましたが、結局、お祭りも屋台も好きなんやろね。楽しみたいんよね。

ず〜っとモヤモヤしてたのは確かなのでスッキリしました。
これからも、わざわざ嫌な思いはしたくないので、お店は選びながら楽しみます。



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