6月の過去最長15日間の生理を最後に、4ヶ月近く生理がない。
8月末に子宮頸がん検診を受け、その際、検診結果が届いたら婦人科を受信するよう言われている。
9月中頃に検診結果が届き、子宮頸がんは異常なしで、ひとまず安心。
いよいよ本腰入れてプレ閉経と向き合う時が来た。
健診を受けた際に、土日も診察をしていて、女医さんの婦人科を教えていただいていたが、やはり人気で予約は1ヶ月以上先になる。
さすがに3ヶ月以上も生理が来ていない状況で、受診を1ヶ月先延ばすのはいかがなものか。
ホームページを見れば、予約無しでも待てば診察してくれるとのことだったので覚悟して受診しようとするも1回目は遅めの盆休みということで休診、2回目、病院まで行くと噂に反し空いていてラッキーと思ったら、婦人科のみ休診。
事前にホームページの診療カレンダーを確認したがそんなことは書いていなかったぞ。と思いつつも、クレームを言ったとて診てもらえるわけでもなく、次回気まずいので大人しく帰って、素直に受診予約を入れた。
結局来週の日曜に受診することになっている。
昨晩、友人とラインでプレ閉経の話をした。
私は、昔テレビで見て、忘れられない瀬戸内寂聴さんのエピソードを話した。
寂聴さんの密着番組だったと思う。
寂庵での法話会の様子が流れていた。
寂聴さんの法話会は、さすが女性が多い。女性ばかりだったかも知れない。
夫の浮気や離婚、成人した息子のことなど、お悩みに答える形でとても和やかにちょいちょいちょいちょい笑いが入る興味深い法話会であった。
その中で強く印象に残っているのが、50代くらいの女性の
『閉経し、自分が女でなくなったような気がしてとてもさみしい』というようなお悩み。
寂聴さんは、共感するではなく、なにを言ってるの、という調子で
『これからがいいんじゃない、妊娠の心配がいらないんだから♡』と言う。
奥様方大爆笑。
その女性にそんなロマンスがあるのかは知らないが、私は『欧米か!』と一人突っ込んだ。
いや、その番組を見たのが先か、タカトシが先かは覚えていないが、確かに突っ込んだ、『欧米か!』
住む世界が違うなと思ったのだ。
次の質問は『寂聴さんは尼僧だけど、お肉を断ったりはしないのですか?』というもの。
ちょっとハラハラ。寂聴さんはテレビなんかでもよく豪勢なお食事をされていた。
その番組内でも、若くて綺麗な秘書の方々と高そうな牛肉のすき焼きを食べていた。
寂聴さんは
『私は自分から買っては食べなの。でも頂いたお肉や魚は食べるし、お酒も飲む。』と言った。
確かにそうだ、せっかく頂いたものを無下にはできない、有り難くいただくのが正しい気がする。
そして、自信満々にこう続けた
『でも、私、51で男は断ったの』と。
全然刺さらん。
すごいな〜。さすがだな〜。って全然ならん。
当時、私は20代前半位だったと思うけど、日本の50代の女性がセックスしているとはとても思えなかったのだ。
勝手にこんなこと言って申し訳ないが、『51歳やったらほとんどの人が男断ってるやろ!』と一人突っ込んだのだ。
実際私は30代後半で男を断ってる。寂聴さんより立派ではないか。
まだ、諦めたわけではないが、がっついてはない。
この2つのエピソードを友人に話し、閉経の悩みは寂聴さんでは全然解決にも参考にもならんと、寂聴さんを今で言うところのディスったわけだ。
そしたら、その日の夜、トイレで用を足し、拭き取ったペーパーに血が付いていたのだ。
え、まさか生理?
急やな?前触れなし??
とは言え、この4ヶ月近く、結局生理とは言えなかったけど、うっすらピンクがかったおりものを2回ほど見たので、またそれかと思ったが、これまでのそれより血っぽさが増している。
結局それは翌日からしっかり生理となった。
4ヶ月ぶりに生理がきたのだ。
なんの前触れもなくピタッと止まった(謎の15日間が前触れ?)生理が、なんの前触れもなく急に再開された。
何事もなかったようにしっかりと。カスカスのものではなくしっかりと。
これがまた何日続くかはちょっとした楽しみである。
10日続けばまた2ヶ月ないのか?15日続けばやっぱりまた3・4ヶ月ない??
だんだんそんなペース??
閉経するにはまだ早い年齢とのことだが、正直生理は面倒だ。
3ヶ月に1回のペースになってくれるなら、それはそれで個人的には構わないのだが。
ほんとに個人的に。医学的見解一切無しに。
友人にも報告しておいた、寂聴さんの悪口言ったら生理きた。と。
『今度乱れたら、また寂聴の悪口やな』と返事が来た。
もう寂聴さんのネタは持ち合わせてない、書籍でも読んで粗探しをしないといけない。
ホルモンのバランスを保つために、私は極楽に行けそうにない。
そんなこんなで、15日間の生理の後、4ヶ月休んでまた生理が来た43歳。
これからもしばらくホルモンやら、生理やら、更年期やらは私の生活にたびたび顔を出しそうだ、不都合とともに。
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