10.23(木) 曇り 断食3日目と父母の老後

なんだか調子よく進んでる今月の断食。

断食中であることをほとんど意識することなく過ごせてる。
毎回不思議だけど、3日食べてなくてもそれほど空腹を感じない、そして食べたい衝動に駆られない。
普段なら、お昼もおやつも食べたのに夕方寄ったスーパーでパンやおまんじゅうを見て食べたいと思うのに。
そして、買って家まで我慢できずに車の中で貪り食うのに。
これが毎回ちょっと不思議。
やっぱり習慣なんだなと思う。気持ちの問題というか。悪しき習慣。

朝:ヨーグルト(塩パラ)・コーヒー
昼:ヨーグルト・野菜ジュース・コーヒー
夜:トマトジュース・オイコス・コーヒー

明日もいけるかも。
と、ちょっと思ってる。

以前は、断食中は『食』のことをよく考えた。
次に食べるものは丁寧に選びたい。もっと食べることと向き合おう。身体に余計なものを入れたくない。食べることを大切にしたい。などなど。
だけど、今回は食べていないことをあまり意識しないので、『食』についても考えることがない。
これは困った。
私の断食の主な目的は『食生活の見直し』なのだから。
完食が多くなったり、雑に作って雑に食べることが多くなったり、暴飲暴食の癖が付いたり。
そんな乱れた食生活を見直すことを目的に断食をしているのに、『食』のことを考えないと、断食が終わった後、普通にまたバクバクと食べだしそうだ。
慣れてくるのも困ったものだな。

慣れてはきたが、よく言われる『頭スッキリ』『気分上々』『すこぶる調子がいい』『人生変わる』・・・
みたいな感覚は未だ未知の世界。
4日目もやってみようかな。
明日は、子供の用事で午後から休みを取っている。
朝はオイコスとコーヒーにしておいて、昼から回復食を始めようかなと思っていたのだが。
まぁ、朝起きた感じで決めようか。

先日、老夫婦の喧嘩を挟みつつ、父と母の東京行きのホテルと新幹線の予約を取った。
この週末、父と母は東京に向かうはずだった。
今朝、父から『キャンセルしてください』とラインがあった。
普段父からラインなど滅多にないが、自ら入れてきたところを見ると母は怒っているのだろう。
私だって『なんなよソレ〜〜〜!!』と思ったが、そうは言わずにおいた。
なんやねんな!?という気持ちと、残念と思う気持ち、両方ある。
わざわざ。せっかく。予約したのに。という気持ちはもちろんある。
それ以上に、年老いた父と母が意を決して東京行きを決めたのに、行かないことにした。というのがとても残念だ。
これで自信も意欲も失くさないでほしい。
確かに、高齢で、障害のある2人で人混みの大都会に行くのは大変だろうし、怯む気持ちはわかる。
また、暖かくなったら、気分が乗ったら、行ってほしい。
東京に行く、旅行に行く、出かける、楽しむということをしてほしいと思う。

父と母は二人ともしっかり趣味を持っていて、退職後の人生を楽しんでいる方だと思う。
ただ、やっぱり父の病気をきっかけに、想像していた老後は送れていないのではないかと思う時がある。
旅行好きだった母は、父を置いて出かけることをあまりしなくなった。
闘病、看病の10年の間に、母自身も体力も落ち、遠出はしなくなった。
父も毎日散歩にも釣りにも行くし、新しいもの好きでフル電動の自転車なんかをいち早く乗り回している。
でも、父は小さなログハウスを持っており、老後はそこに住んで毎日釣り三昧と言っていたのに、そこに住むことは諦めたようだ。

年を取り、身体も老いていく。
できることが減ったり、気力体力的にできないことが増えたりするかも知れないけれど、その中でも新しいことや、やってみたいことに挑戦してほしいなぁ。と思ったりする。
長男がスマホ1つで1人で東京に行った。きっと父はこのことに触発されたんだと思う。
孫でもできた、孫でも行けた。ということと、時代は変わった、スマホ1つで完結する便利さを体験したかったんじゃないかと思う。
だから、諦めてほしくないな。
東京じゃなくても、近くでも。日帰りでも。
なので、なんとも思ってないように『天気も悪いし、またゆっくり!私も週末出かける予定雨で延期した』と返事しておいた。
あくまで今回は天気のせい。私だって延期した。雨のせい。ってことで。

なにかできることはないか、考えてみよう。



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