昨日、モヤッと雲に覆われ、今朝、雲がㇲーっと晴れてスキップした。
昨日、もう無理だと思った。
子供が大きくなったら、一人立したら、家を出たら・・・
50歳になったら、経済的に安定したら・・・
いつか、そのうち、いずれ・・・
今は無理、まだ無理・・・
ずっとそう思ってたけれど、たらたら言ってても、たらが終わる日は来ないと思った。
たら、たら、たら。まだ、もうちょっと、いずれ。
その日まで、私はもう、もたないと思った。
その日まで、我慢して、ニコリともせず、死んだように生きるのは、もう嫌だと思った。
でも、もう、こういうことが辛い。こうしてほしい。こういうのが嫌だった。こういうことを我慢している。
私ばっかり、私だけ、私は・・・。
そういう話をするつもりはない。
そういう話をすると、でも…、やってる…、手伝ってる…、そんなことない…、俺だって…、オマエだって…。
そういう、犬も食わぬ夫婦喧嘩になるだけで、言い争ってでも手にしたい2人の道はもう私にはないのだ。
腹が立って、怒りに任せて言ってやりたい気持ちにもなるけれど、それをする気力もなく、それをしたとて無駄な言い争いを産むだけで、それより私は、機嫌よくお互いの道を探していきたいのだ。
そう思ってはいたけれど、その時はまだだと、ずっと勝手に思ってきた。
その時まで耐える生活を思うと、暗く苦しく気分が沈むだけだった。
だけど、昨日、それはもう無理だと思った。
だから、今朝、まだ無理だと決めつけず、動き出そうと思った。
そしたら、嬉しくなって、1人ニコニコ笑い出した。
柴犬の散歩の帰り道、スキップして帰った。
ちょうど、夫が仕事に行く時間だったんだけど、スキップしている私を見てほしいと思った。
それぞれ自分の道を生きるために動き出そうと思うと、嬉しくて、スキップしている私を見てほしいと思った。
嫌味じゃなくて、こんなに嬉しそうにしている私の姿、もう長いこと見てないだろうなと思ったら、久しぶりに嬉しそうにしてる嫁の姿を見てほしいと思ったのだ。
変な感覚だけど、本当にそう思った。
都合よく夫は出てこなかったけれど、私の気分は明るい。
もう、お互いの不平不満を言い合う必要もない。
ただただ、これからのことを考えればいい。
お互いに機嫌よく、それぞれの人生を生きれるように。
(夫はどう思ってるか知らんけど。)
そう思い立ったが吉日。
苦労はあるだろうけれど、私にとっては明るい道。自分らしい道。
いつか。はいつかのままかも知れないけれど、いつかのために今から動き出そうと思う。
いつかが、思ったより遠いかも知れないけれど、気分は明るく穏やかだ。
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