7.27 7月新月ファスティング 3日目(口紅歴)

今朝もスッキリと起きれ、だるさもなく調子が良かったので、そのままファスティングを続けた。

午前中は次男の送迎、犬の散歩、読書をして過ごした。
お昼に無糖のヨーグルトを少し口にした。
午後からは長男とショッピングモールをぶらぶら。思いの外歩くこととなりくたびれた。

新しい口紅(リップモンスター)と、お箸を買った。
お箸は、私と息子たちの分を買った。
私のも長男のも、食洗機非対応で買った当初はふたりとも丁寧に使ったら各自手洗いをしていたが、だんだん面倒になって、食洗機にほうりこむようになり、傷んできたいたのだ。
次男は雑な性格で、自分で箸を洗うとは思えなかったので、ずっと100均のお箸を使っていたのだけれど、そろそろもう少しいいお箸でもいいのではないかと長男が選んだお箸の長さと色違いにした。
今回は食洗機対応のものだが、始めは各自手洗いしようと一応約束した。
次に食事をするときに新しいお箸で食べられると思うと、嬉しくなった。

リップモンスターだが、実は私が口紅らしき物を塗るようになったのはここ1年くらいなのだ。
私が化粧を覚え始めた25年ほど前は、グロスが流行っていた。
ランコムのジューシーチューブが大流行で、海外旅行に行った友達なんかは必ずお土産にこれを買ってくれた。
他にも、ハイブランドのコスメが流行っており、高校時代にはシャネルだのディオールだのヘレナだの、今となっては到底手の出ない代物を使っっていたものだ。
今思えば、ハイブランドへの憧れはあるけれど、バッグや靴は買えるはずもなく、洋服なんて似合うはずもなく、コスメでその欲望を満たしていたんだと思う。
あれから四半世紀たった今、ドラコスでも渋っている自分がいる(笑)。
100均のコスメには手を出していない。理由は万が一肌トラブルにあったとき治療に100倍のお金がかかると思うと恐ろしいのだ。肌荒れが3日で治るようなことはもうない。

化粧を始めた頃にグロスが大流行していたおかげで、しっかり口紅を塗るという経験がなくこれまで来てしまったのだ。せいぜい色付きのリップクリームと言うところだ。
リップライナーも筆も使ったことなんてない。
途中、何度かチャレンジしたが、コップについたらどうすんの?内側の粘膜みたいなとこはどうすんの?歯につくという悩みが解決されないままマスク生活となり、ようやくマスクを外した頃には、すっぴん唇があまりに殺風景でようやく真剣に口紅と向き合うようになったのだ。
長男の卒業式、流石にすっぴん唇ではマナー違反かと、ドラッグストアで若い子向けであろう韓国の500円の小さなティントを買った。
使い方はユーチューブで調べた。
いざ塗ってみると、口裂け女の避けてないバーションみたいだった。
明らかに唇だけ浮いて、目立ちに目立ちまくっている。
試行錯誤し、結局ほんの少しのティントを指に取り、薄く薄くぽんぽんと唇の上に乗せる程度にしておいた。
見慣れていなかっただけなのか、選ぶ色が悪かったのか、次に買ったオペラの口紅は唇の上を滑るように塗りやすく、馴染みも良かった。
そして、次に買ったのが今日のリップモンスターなのだった。
紆余曲折あって、43歳にしてようやく口紅を楽しめそうである。

気分も上がり、明日は新しいお箸で回復食をいただき、新しい口紅を塗れるのかと思うと明日が待ち遠しい。

途中、フードコートで長男がたこ焼きを食べた。
卓球ボールくらいありそうな丸々としたたこ焼きだった。
見るからに外はカリカリで、鰹節がゆらゆらしていた。
タコが大きいらしく、長男が爪楊枝でほじり出し見せてくれた、確かに親指の先ほどありそうな立派はタコだった。
見た目にも外側がカリカリしているのは明らかだったが、興味本位で指でツンツンしたら、やっぱりカリカリだった。
次は私もたこ焼きを食べようと思った。

帰り際、長男はクレープを、私は豆乳を買って車の中で飲み食いした。
豆乳はいい。全然美味しくないけど水やコーヒーと喉越しが違うので、味変ならぬ、喉越し変ということで私を助けてくれる。
サラサラしたものだけではなんとなくやっぱり物足りなく飽きが来るのだ。

夜は、具無しの味噌汁とオイコス。
これだけヨーグルトを食べたら、もはやそれはファスティングではない、とファスティング警察に取り締まられそうだが、まぁいいか。

夜は、次男と一悶着あり一気に気分が下がったが、せっかく次男も新しいお箸を新調し、お気に入りの古着屋さんでTシャツのお土産も買ってあげたのだから、怒ったまま1日を終えるのもどうかと思い、静かに写経に取り組んだ。
寝るまでに2言3言言葉を交わし、次男は寝た。
私は、ブログを書いて、今ふと思い出した。
今日は次男は友達と映画を観に行っていたのだけれど、私と長男に一つづドーナツを買ってきてくれた。
ファスティング中なので私の分は次男にあげたけど、私にはシナモンリング、長男にはゴールデンチョコレート、私達の好物を選んでくれていたのだ。
そのことをすっかり忘れていたけれど、ちゃんと覚えていたら、思い出せていたら、あんな言い方しなかったのに、もう少し違う言い方をすれば良かったと、今頃反省している。

25年前の口紅のことなんか思い出してないで、なんで次男の優しさを忘れたんだろうと、なんだか自分にがっかりしつつ、ファスティング3日目を終えることにします。

今回の3日間は前回より遥かに楽に過ごすことができました。
不快な眠気や頭痛がほとんどなく、【断食中】であることを意識することもあまりなかったです。

明日はもうやりません。
明日の朝食にいただく、大根と梅干し入りのお粥をセットし寝ます。

コメント