栗の渋皮煮を作りたいのである。
湧いた湯に栗を入れ、触れるくらいまで冷めるのを待ち、いざ難関の鬼皮剥きに。
ネットで動画を見てやり方あ調べた。
片手に軍手をはめ、初めての鬼皮剥きをやってみると、案外簡単に剥けた。
もっと、こう固くて、綺麗に剥がれずボロボロになってしまうのではないかと想像していたが、最初の一刀がうまく行けば力もいらずすんなり剥けるものだ。
調子に乗ると、案の定、渋皮を削ってしまうというミスをいくつかしたが、とりあえず構わず渋皮煮にすることに。
ネット情報では煮崩れて渋皮煮にならないので栗ご飯にでもしなさいとのことだったが、めんどくさいし、栗ご飯になるほどはミスってない。
これは思ったより調子がいいと思ったが、やはり数をこなしていくと包丁を持つ右手が痛い。
これは腱鞘炎になりそうだ。
せっかく剥いたのに腐ってる。ということが何個かあったので、最初に包丁を入れた時に匂いを嗅ぐことにした。
腐った栗は独特の匂いがするからすぐわかる。
1つでも無駄な皮剥きをしたくない。
なんとか小一時間かけて剥き終わり、次はアク抜き。
冷蔵庫を開けると、あると思っていた重曹がない。
あれ??
捨てたのか。
作り始める前に確かめておけばよいことを、私にはそういうところがある。
仕方ないので、ネットで検索【栗の渋皮煮 重曹がなし】。
時間はかかるが重曹がなしでもいけるとのこと。
なんなら、栗本来の味を楽しむため、重曹を使わないと言う人もいるそうだ。
ということで、只今アク抜き中。
茹ででて、渋皮をキレイにして、水を変えてまた茹でる。
この工程を3回ほど繰り返すらしい。

一回目のアク抜きが終わり、指で栗を優しくこすりながら渋皮の掃除をしていると、確かにボロっと崩れるものが出てくる。
確かにこのまま渋皮煮にするのは無理だろうと、そういうのはその場で口に放り込んだ。
渋皮部分は外して食べたけど、柔らかく、渋みも感じず、アクというのがよくわからなかった。
皮の部分にアクがあるのだろうか。
渋皮も少し食べてみたが、まだ少し硬いが食べれないこともなさそうだった。
3回と言われているところ、1回で終わらす勇気はないので、只今2回目のアク抜き中。
この後、砂糖で甘く煮るのだが、30分ほどかかるようだ。
もうすぐ、夕ご飯を食べに外出しようと思ってるので、煮るのは帰ってからになりそうだ。
上手くできるか楽しみだ。
今のところ、想像していたよりは難しくはない。
なんとか美味しく仕上げたい。
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