8.1 言った言ってないの無駄話

今日から8月。
毎月思うけど月日が立つのが年々ほんとに早く感じる。
歳のせいだと聞いた。
でもちゃんと1ヶ月一生懸命生き抜いてきたんだとも思う。

今日から【1日1捨て】ってのをインスタで投稿していこうと思う。
現在21時20分。まだ捨ててないけど大丈夫かな。

今日は職場で一悶着あった。
言った言ってないの話になった。

「そんな話はしていない」
「いや、あなたがそう言った」
「そんな話にはなっていないから、そんな話をすることはない」
「いや、あなたがそう言った」

言ったか言ってないかは知らないが、私はそんな話は聞いていない。

言った。言ってない。
この行ったり来たりを2回もすれば、物的証拠でもない限り、この話が永遠に平行線なことはわかる。
冷静な人は、言った言ってないの話を続けても仕方がないので解決に向けての話し合いに移行する。
が、そうはいかない人もいる。
感情的になりやすく、怒りに任せ人を罵倒する。
一聴もっともらしい耳障りのいいことを言うが、言ってることとやってることが全く違う。
保身が第一で全体を見ることができない。
最終目的は自分の正義の証明。

こういうタイプと対峙すると、言った言ってないのサイクルから抜け出せない。
絶対に自分の非を認めない。
問題の解決より、目の前の【自分は間違ってない、間違っているのはそっちだ】という自分の正義の証明に躍起になる。
いつもは冷静な上司が声を荒げた。
一気に事務所の空気が凍りつく。
みんな平静を予想が、みんなそれぞれ動揺している。

その後、どんな話になったのかはわからないが、事務所に戻った上司はやっぱり落ち着いていた。
淡々と他の仕事をこなし、声色にも苛立ちは感じなかった。

言った言ってないの話は、どこでもよくあるが、そのやり取りに熱を上げるつもりはない。
言った言ってない。
どちらかが嘘をついているか、どちらかが思い違いをしている。
思い違いをしている場合はわかりにくいが、どちらかが嘘をついている場合は、どちらもそのことをはっきり理解している。
どちらも理解しているが、その場合は尚更これ以上話しても仕方がない、嘘をついている方は絶対に認めない覚悟のだから。

そして、やっぱり冷静に話を進めようとする人は、周りに賛同を求めたりせず、ただ淡々とことの解決に務める。
そしてやっぱり自分の正義を証明しようとする人は、相手が悪いと吹聴する。


結局のところ、私にも言ったか言ってないかの真相はわからない。
ただやっぱり日頃の姿勢、その後の対応で誰についていきたいか判断する。

言った言ってないの話って、どこにでもある。
夫婦間でもよくあるけど、その話はほぼ無駄。
どうしてもそこを証明する必要がある場合以外は、本当に無駄。

大抵の場合、どちらかが嘘をついている。
どちらが嘘をついているかは当事者はしっかりわかっている。
だから尚更これ以上その話をしても無駄。

相手が嘘をついていることを理解した上でどう対応するか。
そこにその人の深さを感じる。

どんなに繕っても、ちゃんと自分の目で見ている人は騙せない。
そう簡単に人を騙すことはできないから、やっぱり自分も誤魔化さず生きたいと思う。


そして、自分に向けられたわけではない男の人の荒げた声に【怖い】と感じる私は、恵まれた環境で育ったのだなと改めて思った。
父は声を荒げる人ではなかった、母もそうだ。
私は43歳になった今も男の人の大きな声に動揺するのだと知った。
小さな女の子が、食器が割れる音に怯える映像を見たことがある。
施設で向かいに座っていた子供がお皿を落として割ってしまったその音に、敏感に反応し職員の後ろに隠れる。
小さな体と心で辛い体験をしてきたのだろう。

私は、すごく恵まれていたんだと、恥ずかしくも感じた。












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