今日は長男の高校の文化祭に行ってきた。
小学校から一緒の同級生のお母さんと一緒に行ってきた。
小学校の時から同じクラブに所属していて、一緒に応援に行ったり、BBQをしたり、家族ぐるみで交流のあるご近所さんだ。
つい先日、東京に2年単身赴任していたご主人が帰ってきて、今はアメリカに出張中だそう。
いいなぁ、東京。いいなぁ、アメリカ。
仕事とはわかっていても行ってみたいなぁ。
奥さん曰く、大変そうやけどゴルフしたり登山したり、しっかり遊んでるわ。とのこと。
亭主元気で留守がいいとは、うまいこと言ったもんだ。誰も傷つけず、真髄をついている。
「いいやん、ようさん稼いでくるんやろ?」などとゲスな質問はしないが、「ええな〜、ようさん稼いでくるんやろな〜」とは思ってる。
学力とかお金が全てとは思ってないけれど、親の経済力と子供の学力は比例してるという研究結果もあって、まさにその点で子供に申し訳ないと思うことは多々ある。
本人にやる気があっても、行ける塾は限られている。
月々5万も6万もするような塾には入れてやることができない。
息子には「国公立か高卒の2択やで」と言ってある。
私立も浪人もなし。
できたら家から通ってくれると大変ありがたいが、田舎すぎて通える大学は限られているので、家を出ることは許している。
許している。というか、むしろ私が子供たちに18歳で家を出るように小さい頃から言ってきたのだ。
子供たちには、家を出て、県を出て、なんなら日本を出てくれていいと思っている。
がしかし、その思いとは裏腹に、我が家にはお金がない。
大学は家から通ってくれて、就職で好きなところに行ってくれたら最高なのだが、どうやらそうもいかないようだ。
友達ところも家を出るつもりでいるようだ。
志望大学に向けて個別にプログラムを組んでくれる塾に通っているそうだが、入試までに130万かかると言われ、なんとか削りに削って今のところ半額で契約しているそうだが、やっぱり後からあれもこれもと増えそうだとなげいていた。
部活も最後までやりきるだろうから、浪人も覚悟しているそうだ。
もっと学びたい、もっと行きたいところがあるだろうに、行かせてやることができない。
いや、できるかもしれないけれど、そのために自分を、私を、私の日常を犠牲にする覚悟が私にはない。
もしも、浪人して私立大学に入って一人暮らしがしたい。と言われたら、私の給料はすべて息子に費やす覚悟が必要だ。
旅行にも行けない、欲しいものも買えない、外食もできない、食費も削り、我慢我慢の生活。なんなら、内職や副業も考えないといけないかもしれない。
貯金もできず、私の一人暮らしも遠のいて、老後の不安と不満が募るばかり。そして次男もいる。
私には、子供に自分の収入、生活、人生を費やす覚悟がないのだろう。
お金が全てじゃないけれど、お金があれば・・・と思ってしまう。
こんなことを言うと、お金が無くても国公立に行った人からは甘いと言われ、お金がないから進学を諦めた人からは身の丈を知れと怒られそうだが、なんとも落ち込まずにはいられない。
家は新築、車は新車(夫のみ)、犬もいる(保護犬)。
電気も水道も止まったことはない。
夫婦ともに正社員。
それでも、大した正社員ではないから収入は二人合わせて月々手取り45万程度。
田舎なので土地は80坪ある。
傍目に見れば、十分なはず。
だけど、中身は空っぽだな。
お金をかけるところ間違えたのか。
しまったなぁ。
新築の家とか、新車とか、そんな物より大事な物があったのではないか。
子供たちの将来のほうが大事なはず。
とか、思ってしまうけれど。
それでも、私は自分の人生を子供に捧げる覚悟がないので、長男に私大で一人暮らしをされると、自分の給料が全部持っていかれる、好きなことができない、旅行に行けない、我慢我慢の生活が続く、貯金ができない、離婚ができない、等と、ウダウダ考えてしまう。
やっぱり私は未熟だなぁと感じる。
はぁ。
とりあえず、週末、婦人科を受診しようと思う。
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