土曜日、ビールの会で、チケットとスマホを失くした。
月曜日、化粧を忘れて出勤した。
火曜日、寝ている間に足がつった。
こうも立て続くと、脳も身体も衰えていると感じる。
急いでいた訳では無いが、化粧をするのをすっかり忘れていた。
すっかりというかすっぽり。
ゆっくりコーヒーも飲んだし、犬の散歩もした。
なんなら、鏡の前で前髪も切った。
前髪を切って、髪のセットもしたけれど、化粧はしなかった。
会社の駐車場について、オーディオグラスを外し、鼻のところに形が付いていないかミラーで確認した時に気づいた。
あれ??
え??化粧した??
笑った。
事務所に入ってすぐに同僚の女性に化粧し忘れたことを話した。
驚いたのだ、自分でも。そんなことある??と。
眉毛を書き忘れることはよくあるよ。と慰めてくれたが、私は今朝、日焼け止めも塗っていない。
安いパックをし、パックのエキスを絞り、顔首腕に伸ばし、以上。終了。
化粧直しをすることもないので、メイク道具も持っていない。
唯一口紅だけは持っていたので、それを口とまぶたと頬に塗ろうかと思ったが、3箇所同じ色のメイクってどうなんだろうと思い、その日はマスクで過ごした。
大丈夫かな、こんな調子で。
もう一人の女性にも、化粧し忘れたことを話すと、『私は毎朝車の中でしてる、毎朝』と、引き出しを開け、鞄の中からスーパーのレジ袋にがっさり入ったメイク道具をホレっ、と見せてくれた。
その量からすると、下地からリップまで全部車の中で仕上げていのだろう。
お借りして化粧しようかと思ったが、メイク道具をがっさりレジ袋に入れて持ち歩いていることにウケてしまい、自分のすっぴん問題も吹っ飛んでしまった。
失くしもの、忘れものと続き、自分の日常に少し不安を感じていたところ、次は足をつった。
ほぼ毎日、夜も日中も足が吊りそうになるのだが、なんとかこらえていた。
先日、竹ふみも買って、血行も良くなっているはずだが、足のつりには関係なかったのだろうか。
丑三つ時に左足ふくらはぎがつった。
急な激痛だが、寝ぼけていた。
寝ぼけつつ、つってり最中の足ってどうなってるんだろうと、右手でふくらはぎを触ってみた。
つったふくらはぎは、想像通りキュッと固く力が入っていて、何だが普段はそうはなっていないところが窪んでいたと思う。
めちゃくちゃ痛いけど、好奇心はあり、でもやっぱり寝ぼけていた。
右手の感覚は残っていたけれど、具体的にどうというのは覚えていない。
かかとを天井の方に突き出し、なんとかつりを治めることができたが、その後、どことははっきりわからないが左足の足首であったり、足の付根であったり、色々なところが順に重くだるく痛むのだった。
足を上げたり、ベットから出して床の方に下げたり、時々唸ったり。
しばらくつりの後遺症に苦しんだ記憶があるが、あくまで寝ぼけていた。
起き上がって氷まくらで冷やそうかと考えたが、結局起き上がることも、はっきりと目を覚ますこともなかった。
朝、目が冷めてからつったことを思い出し、しばらくしてふくらはぎの状態を確認した右手の感覚を思い出し、今、氷まくらをとってこようか悩んだことを思い出した。
寝ているときの足のつりも老化の一種、とネットで見た気がしたので、ここ数日の脳の衰えに加え身体の衰えを感じ落ち込んだ。
43歳で老化や足腰の痛みの話をすると、笑い飛ばされたり、まだ若いのになに言ってんだかと嫌な顔をされたりするけれど。
私は確かに衰えを感じている。
きっとこれは助長に過ぎないのだろうな。
こんなことがこれからどんどん増えていくんだろうな。
仕方ないけれど、一応そのスピードは緩めたい。
あぁ、健康第一。
もう少し健康に気を使わないと。
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